WSJS、D.ホワイト・A.スボリッチ騎手が優勝

2004年12月05日 18:26

 5日、阪神競馬場で行われたワールドスーパージョッキーズシリーズ2日目は、ホウライウォニングに騎乗したD.ホランド騎手が10R・ゴールデンサドルT(3歳上1000万下・芝1400m)を、ブライアンズレターに騎乗したD.ホワイト騎手が12R・ゴールデンブーツT(3歳上1000万下・芝2000m)を、それぞれ制した。

 1・2日目の結果、D.ホワイト騎手(香、32)、A.スボリッチ騎手(独、33)が共に合計36ポイントを獲得し、史上初の同点優勝。1日目で計24ポイントを獲得し首位に立っていた内田博幸騎手は、10Rで5着に入り10ポイントを獲得するも、12Rでは騎乗馬が出走取消。1ポイントを追加するのみに終わり、合計35ポイントで3位に終わった。また、99年、03年とワールドスーパージョッキーズシリーズを制し、今回史上初の3度優勝を目指した柴田善臣騎手は14位に終わっている。

順位表は以下の通り

1 D.ホワイト(香) 36点
1 A.スボリッチ(独) 36点
3 内田博幸(大井) 35点
4 藤田伸二(栗東) 32点
5 D.ホランド(英) 30点
6 G.ボス(豪) 29点
7 I.マンディザバル(仏) 28点
8 横山典弘(美浦) 27点
9 O.ボッソン(新) 27点
10 安藤勝己(栗東) 25点
11 武豊(栗東) 22点
12 E.プラード(米) 20点
13 P.スマレン(愛) 18点
14 柴田善臣(美浦) 11点

 ホワイト騎手は現在まで4年連続で香港リーディング1位を獲得。過去には、98年安田記念(G1)でオリエンタルエクスプレスに騎乗しタイキシャトルの2着、99年ジャパンC(G1)ではインディジェナスに騎乗しスペシャルウィークの2着などの実績があり、今年の函館2歳S(G3)ではアンブロワーズ(牝2、美浦・小島太厩舎)でJRA重賞初制覇を飾っている。ワールドスーパージョッキーズシリーズには01年、02年度にも参加予定だったが、騎乗停止のため不参加で、03年出場時には4位という成績を残している。

 スボリッチ騎手は、オーストリア国籍だが1993年にドイツで騎手免許を取得。01年にはSilvanoでクイーンエリザベス2世C(香港G1)やアーリントンミリオン(米G1)を制しており、02年には109勝をあげドイツリーディング1位に輝いている。JRAでは、今年のシルクロードS(G3)でキーンランドスワン(牡5、栗東・森秀行厩舎)に騎乗し、JRA重賞初制覇を飾っている。ワールドスーパージョッキーズシリーズには02年にも参加しており12位に終わっていた。今回はV.エスピノーザ(米)騎手辞退を受けての出場だった。

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