関屋記念、重賞レース展望・見どころ

2013年08月05日 13:30

完全復活が期待されるジャスタウェイ(写真は2012年アーリントンC優勝時)

 今週末、中央競馬の重賞レースは、8月11日(日)に新潟で真夏の恒例マイル重賞・関屋記念が行われる。出走を予定している、主な有力馬は以下の通り。

 ジャスタウェイ(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)は、前走・エプソムCは最後の直線で最内から強襲し、長い写真判定の末に勝ち馬クラレントからハナ差の2着。リフレッシュ休暇を経て、再び本来の末脚を取り戻してきた。新馬Vはじめ、新潟2歳Sで2着とした新潟マイルで、完全復活が期待される。

 ドナウブルー(牝5、栗東・石坂正厩舎)は、昨年の覇者でその後はGIのマイルCSでも3着に入るなど、この舞台での経験を生かして好走を続けた。近2走は、ヴィクトリアマイルで5着、中京記念でも4着と再び安定期に入ってきており、ソツのない先行策と54キロも味方に連覇を狙う。

 レッドスパーダ(牡7、美浦・藤沢和雄厩舎)は、前走・パラダイスSでは2番手から抜け出して完勝し、トライアンフマーチやGI馬エーシンフォワードらを下した2010年東京新聞杯以来3年半ぶりの勝利で復調を示した。脚部不安などによる休養が多い分逆に馬は若く、スピードを生かせる新潟コースでも勝ち負け争いに持ち込みたい。

 フラガラッハ(牡6、栗東・松永幹夫厩舎)は、前走・中京記念では父・デュランダル譲りの大外一気を決めて連覇を果たした。昨年はこのレースを回避し、結果的にその後の連敗地獄に陥ってしまった感もあるだけに、勢いそのままに挑む今年は重賞連勝なるか。

 ゴールデングローブ(牝5、栗東・藤岡健一厩舎)は、中京芝2000mの準OP勝ち直後のヴィクトリアマイルでは、初距離ながら18番人気で0.4秒差の7着と健闘して適性の一端を示した。間隔を空けて挑む今回は、過去に中距離の外回りで4戦3勝・3着1回としている新潟コースで上位進出を窺う。

 その他、昨年の京成杯AHを世界レコードで制したレオアクティブ(牡4、美浦・杉浦宏昭厩舎)や、しぶとい粘りで中京記念を2着としたミッキードリーム(牡6、栗東・音無秀孝厩舎)など、659mを誇る日本一長い直線の攻防が見ものとなるサマーマイルシリーズ第2弾。発走は15時45分。

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