後続を大きく引き離したマッチレースは2番人気のグランドサッシュ(牡、父ハーツクライ、美浦・武市)に軍配が上がった。1番人気のニューヘリテージ(2着)を前に見る形で、道中は3番手を追走。直線入り口から続いた激しい追い比べを半馬身差で制してゴールした。勝ちタイムは2歳コースレコードとなる1分48秒4。さらに大差離れた3着には3番人気のネイティヴコードが入った。
津村は「折り合いがついていい感じで運べました。2着馬が相手だと思っていたので早めに仕掛けましたが、3着馬は(大差と)引き離しており強い内容でした」とうなずく。母系にはステイゴールドなどが名を連ねる血統馬。「芝でもやれそうなタイプです」と、今後の飛躍が楽しみだ。
提供:デイリースポーツ