鳴尾記念、サクラセンチュリー重賞初制覇

2004年12月12日 15:46

 12日、阪神競馬場で行われた鳴尾記念(G3・芝2000m)は、佐藤哲三騎手騎乗の3番人気サクラセンチュリー(牡4、栗東・佐々木晶三厩舎)が道中後方待機から徐々に進出し直線内を突くと、中団追走から外に持ち出した圧倒的1番人気(単勝190円)スズカマンボに1.1/4馬身差を付け快勝した。勝ちタイムは2分00秒7(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には先行した10番人気エイシンチャンプが入り、2番人気ヴィータローザは中団からレースを進めるも直線伸び切れず6着に敗れた。

 勝ったサクラセンチュリーは、父サクラローレル、母サクラヒラメキ(その父ノーザンテースト)という血統。叔父に94年弥生賞(G2)、96年七夕賞(G3)を勝ったサクラエイコウオー(父マルゼンスキー)、現5勝のサクラデインヒル(牡7、美浦・小島太厩舎、父デインヒル)がいる。今秋は1600万下戦を2戦して共に3着に敗れていたが、格上挑戦となったこのレースで昨年12月以来の5勝目を挙げた。通算成績16戦5勝。

 鞍上の佐藤哲三騎手、管理する佐々木晶三調教師ともに、同レース初制覇。今年はともにタップダンスイシチーで制した宝塚記念(G1)に続くJRA重賞制覇3勝目となる。佐藤哲三騎手はJRA重賞通算23勝目(うちG1・3勝)、佐々木晶三調教師はJRA重賞通算17勝目(うちG1・3勝)。

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