2番手から抜け出し、1番人気のディープインパクト産駒ミュゼリトルガール(牝、美浦・大江原)が1分22秒9のタイムで快勝した。直線に入って3番手追走の2番人気マイネルグリプス(2着)とともに勢い良く逃げた12番人気ピンクパール(11着)をかわすと、マッチレースの形に。ただ、鞍上のアクションは対照的で余裕を持って半馬身差をつけた。祖母ミスドザストームは93年テストS・米GIの覇者で、近親にウイニングカラーズやチーフズクラウンなどが名を連ねる母系は質が高い。なお、さらに5馬身差の3着には後方から脚を伸ばした3番人気のイントロダクションが入った。
田辺は「センスの良さをすごく感じる。(半馬身の)着差以上に余裕があり、距離が延びても対応できそう」と素質を称賛。次戦はサフラン賞(10月5日・東京、芝1400m)が有力だ。
提供:デイリースポーツ