4000勝ジョッキー、米・セラーズ騎手引退

2004年12月15日 11:52

 現地時間15日、通算4000勝以上を挙げていたS.セラーズ騎手(38)が、騎手を引退すると発表した。引退の理由として、騎乗中の事故に対する騎手への十分な保険が欠如していることを挙げており、7日には引退を決意していたという。23年間現役を続けており、00年にはフェアグラウンズ競馬場で騎手生命が危ぶまれるほどの重傷を負っていたが、02年にカムバックしていた。

セラーズ騎手は83年に騎手デビュー。91年には219勝を挙げ、アーリントンパーク競馬場のシーズン最多勝利記録を達成した。97年ブリーダーズCジュヴェナイル(米G1)をカウンテスダイアナ Countess Diana騎乗で、98年ブリーダーズCターフ(米G1)をバックスボーイBuck's Boy騎乗で優勝。96年ジョッキークラブゴールドC(米G1)では、スキップアウェイ Skip Awayに騎乗し、当時スーパースターだったシガー Cigar(ブリーダーズCターフ-米G1)を打ち破った。今年はザクリフズエッジ The Cliff's Edgeに騎乗し、ブルーグラスS(米G1)を勝つなど米146勝。通算成績は2万3795戦4070勝。

 また日本では、97年11月30日、阪神競馬場でダンツナイキ(牝9、父ブラックタイアフェアー)に騎乗して1勝を挙げている。

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