18日、中山競馬場で行われた、ひいらぎ賞(2歳500万下・芝1600m)は、蛯名正義騎手騎乗の1番人気マチカネオーラ(牡2、栗東・伊藤雄二厩舎)が道中後方から4角で外に持ち出すと、後方から脚を伸ばした2番人気マヤノスターダムに2.1/2馬身を付け快勝した。勝ちタイムは1分34秒5(良)。さらにハナ差の3着に好位を追走した9番人気コクサイトップラヴが入った。
勝ったマチカネオーラは、父サンデーサイレンス、母マチカネベニザクラ(その父ロイヤルアカデミーII)という血統で、半兄にJRA現5勝のマチカネメニモミヨ(牡5、栗東・伊藤雄二厩舎、父ブライアンズタイム)がいる。伯父が91年英ダービー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスDS(共に英G1)などを制したジェネラス(牡16、父Caerleon)、叔母が01年英オークス(英G1)を制したイマジン Imagine(牝6、父Sadler's Wells)、叔父が97年マイラーズC(G2)などを制したオースミタイクーン(牡13、父ラストタイクーン)で、近親にはエリザベス女王杯(G1)3着のエルノヴァ(牝5、美浦・藤沢和雄厩舎、父サンデーサイレンス)がいる。8月22日のデビュー戦(札幌・芝1800m)3着、続く未勝利戦(京都・芝1600m)2着と惜敗後、3戦目(東京・芝1800m)で勝ち上がり、11月28日の前走ベゴニア賞(500万下)はラドランファーマ(牝2、美浦・鈴木伸尋厩舎)の2着に好走していた。通算成績は4戦2勝。