新馬Vシャドウダンサーに戸崎圭「センスのいいところを見せてくれた」/阪神新馬
素質馬が集った注目のカードは首の上げ下げの攻防になった。勝ったのは2番人気の良血馬シャドウダンサー(牡、父ホワイトマズル、栗東・角居)だ。馬場の中央から力強く抜け出し、外から迫った9番人気ハイプレッシャーの襲撃を鼻差でしのいだ。勝ちタイムは1分49秒5。母ダンスインザムードは04年桜花賞、06年ヴィクトリアマイルを制し、全姉にダンスパートナー、全兄にはダンスインザダークがいる良血馬。また、ファルブラヴ産駒の半姉ダンスファンタジアが11年のフェアリーSを勝っている。さらに半馬身差の3着は直線で狭くなるシーンのあった5番人気のトウキョウタフガイ。なお、1番人気のストームインパクトは伸びを欠いて6着、3番人気のエアカミュゼは2番手追走から8着、逃げた4番人気リノリオも失速して9着に沈んだ。
戸崎圭は「センスのいいところを見せてくれました。スタートも良く、行こうと思えば行けそうでした。きょうは切れるというより、じわじわと伸びる感じでしたね」と素質の高さを感じ取っていた。
提供:デイリースポーツ