22日、02年愛知杯(G3・芝2000m)を制したトウカイパルサー(牡8、栗東・松元茂樹厩舎)が、23日付けでJRA登録を抹消し、ホッカイドウ競馬に移籍することがわかった。
トウカイパルサーは、父トウカイテイオー、母イングリッシュホーマー(その父Conquistador Cielo)という血統で、従兄弟にはバーニングローマ Burning Roma(父Rubiano、フューチュリティS-米G1)がいる。98年のデビュー戦を初勝利で飾ったが、その後なかなか勝ちきれず、5歳時、関ヶ原S(3歳上1600万下)を制しOP入り。続く北九州記念(G3)、朝日チャレンジC(G3)と、逃げて4着、2着と健闘した。翌年の愛知杯(G3)で6歳にして重賞初制覇を飾り、名古屋競馬所属の吉田稔騎手にJRA初重賞をプレゼントしていた。03年京都記念(G2)でも3着と好走した後長期休養入り。復帰後2戦したものの冴えず、11日の中日新聞杯(G3)では15着に敗れていた。通算成績40戦6勝(うち地方1戦0勝)。