名古屋グランプリ、ワイルドソルジャー逃げ切り

2004年12月23日 15:55

 23日、名古屋競馬場で行われた名古屋グランプリ(交流G2、ダート2500m・1着賞金4000万円)は、岡部幸雄騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝160円)ワイルドソルジャー(牡3、栗東・作田誠二厩舎)が、好スタートから先頭に立つと、好位から抜け出した5番人気スナークレイアースの追撃を1/2馬身差抑えてそのまま逃げ切った。勝ちタイムは2分44秒5(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には4番人気デンゲキヒーローが入り、2番人気トーホウシデンは5着に敗れた。

 勝ったワイルドソルジャーは、父ブロッコ、母シンコウエンジェル(その父オジジアン)という血統。半兄には昨年の葉牡丹賞(500万下)を制したロードミカエル(父フサイチコンコルド)、叔母には00年クラスターC(交流G3)を制したゴールデンチェリー(牝10、父Crafty Prospector)がいる。デビュー戦(芝1200m)は大敗したが、その後ダートに替わって勝ち上がり、今年の3月に2勝目を挙げる。今秋は10月9日の1000万を勝利し、続く前々走・赤富士S(1600万)ではハードクリスタルにクビ差及ばなかったが、前走・ウェルカムS(1600万下)を制してOP入り。今回、重賞初挑戦で初制覇となった。通算成績13戦5勝。

 また、鞍上の岡部幸雄騎手は、同レース初制覇に加え、02年ステイヤーズS(G2)をホットシークレットで制して以来の国内グレードレース制覇。管理する作田誠二調教師は地方・中央を通じて初重賞制覇となった。

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