27日、笠松競馬場で行われたライデンリーダー記念(2歳・ダート1600m、1着賞金250万円)は、土田龍也騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝110円)ミラージェネス(牝2、笠松・柳江仁厩舎)が、道中3番手追走から直線先に抜け出すと、中団追走から追い込んだ4番人気クインオブクインを1/2馬身抑えて快勝した。勝ちタイムは1分43秒8(良)。さらに1/2馬身差の3着には好位追走の3番人気アフェクションが入った。
勝ったミラージェネスは、父ジェネラス、母キタサンミラー(その父ストラダビンスキー)という血統で、近親には83年の南関東3冠馬で、84年安田記念(G1)で3着に好走したサンオーイ(父リマンド)がいる。4月28日にホッカイドウ競馬でデビューし、4戦目のアタックチャレンジ2歳(旭川・ダート1000m)で初勝利。7戦目から笠松の柳江仁厩舎に移籍し、移籍初戦で古馬を相手に勝利すると、続くジュニアクラウンを8馬身差の圧勝で重賞初制覇。前走の兵庫ジュニアグランプリ(交流G3)ではプライドキム(牡2、栗東・池添兼雄厩舎)の9着に敗れていた。今回の勝利が重賞2勝目で、通算成績11戦4勝。