30日、宇都宮競馬場で行われたベラミロード記念かもしか賞(2歳・ダート1500m、1着賞金150万円)は、早川順一騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝130円)バトルノホシ(牝2、宇都宮・堀江富雄厩舎)が、道中4番手追走から直線抜け出して楽勝した。勝ちタイムは1分38秒9(重)。3馬身差の2着には、道中中団から脚を伸ばした4番人気ヒラマサファーストが、さらにハナ差の3着には6番人気エキスパートランナが逃げ粘った。

　勝ったバトルノホシは、父バトルイニシャチブ(その父ホリスキー)、母アイテイロマン(その父リキアイオー)という血統。近親には03年全日本2歳優駿(交G1)2着のオーゴンコウテイ(牡、父アサティス)、02年北海道2歳優駿(交G3)2着のオーゴンプリンス(牡、父ホリスキー)がいる。

　6月15日にホッカイドウ競馬でデビューし、3戦目の2歳牝馬未勝利(旭川・ダート1500m)で初勝利。続くアタックチャレンジ2歳牝馬(旭川・ダート1500m)も6馬身差で圧勝したが、その後は勝ち星に恵まれず、10戦目から宇都宮の堀江富雄厩舎に移籍。その初戦となる前走、カルーアミルク賞(宇都宮・ダート1400m)では3着に善戦していた。今回の勝利が重賞初勝利で、通算成績11戦3勝。