4日、名古屋競馬場で行われた名古屋記念(3歳上、ダート1900m・1着賞金400万円)は、兒島真二騎手騎乗の3番人気レイナワルツ(牝5、愛知・瀬戸口悟厩舎)が、3番手の外め追走からゴール前では手綱を抑える余裕を見せ、6番人気ストロングライフに4馬身差を付けて圧勝した。勝ちタイムは2分01秒7(稍重)。1番人気キジョージャンボは、さらに2.1/2馬身差の3着に敗れた。
勝ったレイナワルツは、父ブラックタイアフェアー、母レイナロバリー(その父ジェイドロバリー)という血統。半姉に01年紅梅S(OP)を制したグランドレイナ(父フジキセキ)、半妹には昨年のフローラS(G2)4着のレイナシンフォニー(牝4、栗東・瀬戸口勉厩舎、父ブライアンズタイム)がいる。03年1月に栗東・瀬戸口勉厩舎からデビューし、3戦目(京都・ダート1400m)で初勝利。フィリーズレビュー(G2)で3着に入り桜花賞(G1)に出走するも14着に敗れ、続くフローラS(G2)でも13着に敗退した。その後も勝ち星を挙げられず、04年5月に瀬戸口勉調教師の弟である愛知・瀬戸口悟厩舎に移籍。今回の勝利で、04年11月12日の東海菊花賞に続く重賞2勝目を挙げた。通算成績26戦7勝(JRA16戦2勝)。