9日、中山競馬場で行われた2R・3歳未勝利(ダート1800m)は、柴田善臣騎手騎乗の2番人気マイネルバイファル(牡3、美浦・中野隆良厩舎)が、10番人気ワカサアモーレとの競り合いをクビ差制し優勝した。勝ちタイムは1分57秒9(良)。さらに3馬身差の3着には3番人気コスタデルソルが入り、1番人気ライモンは4着に敗れた。
勝ったマイネルバイファルは、父サンデーサイレンス、母が92年のオークス(G1)馬アドラーブル(その父ノーザンテースト)という血統。半兄にエモシオン(父トニービン、京都記念-G2)、サリーレ(父トニービン、すみれS-OP)がいる。昨年10月のデビュー戦(東京・芝1800m)2着後は、2戦続けて4着に敗退しており、初のダート戦となった4戦目で初勝利を挙げた。通算成績4戦1勝。
中山5R・3歳未勝利(牝、芝1600m)は武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝180円)シャイニングスルー(牝3、美浦・小西一男厩舎)が優勝。勝ちタイムは1分35秒6(良)。父スペシャルウィーク、母メインスルー(その父スルーオゴールド)という血統。半姉に02年フローラS(G2)、京成杯(G3)共に3着で、JRA現4勝のブリガドーン(牝6、美浦・小西一男厩舎、父サンデーサイレンス)がいる。通算成績2戦1勝。