ガーネットS、メイショウボーラー圧勝

2005年01月09日 15:30

 9日、中山競馬場で行われたガーネットS(G3・ダート1200m)は、福永祐一騎手騎乗の3番人気メイショウボーラー(牡4、栗東・白井寿昭厩舎)が、好スタートから道中は3番手を追走すると、後方から追い込んだ最低人気(16番人気)エンゲルグレーセに3馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分10秒2(良)。さらにクビ差の3着には3着サミーミラクルが入った。馬連177,240円、馬単218,710円、3連複132,060円、3連単はJRA史上2番目、重賞では史上最高となる2,057,180円となった。なお、2着エンゲルグレーセの複勝は7,620円。2番人気アグネスウイングは6着に敗れた。

 勝ったメイショウボーラーは、父タイキシャトル、母ナイスレイズ(その父Storm Cat)という血統。半姉のニンナナンナ(父Unbridled's Song)はJRA通算3勝を全てダート1000mで挙げている。03年7月のデビュー戦(小倉・芝1000m)を快勝すると、フェニックス賞(OP)、小倉2歳S(G3)、デイリー杯2歳S(G2)を連勝。暮れの朝日杯フューチュリティS(G1)では1番人気ながらコスモサンビームからクビ差の2着に惜敗。去年は皐月賞、NHKマイルC(共にG1)、スワンS(G2)でそれぞれ3着に入っていたが、勝ち星を挙げるには至らなかった。初のダート戦となった今回が約1年3ヶ月ぶりの勝利となった。通算成績13戦5勝(重賞3勝)。自身もダート戦3戦3勝だったタイキシャトルは、初のダート重賞勝ち馬を輩出した。

 鞍上の福永祐一騎手は、同レース初制覇で今年JRA重賞初勝利。JRA重賞は通算36勝目。管理する白井寿昭調教師も同レース初制覇。JRA重賞はアグネスウイングで制した昨年のシリウスS(G3)に続き、通算35勝目。

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