10日、京都競馬場で行われた6R・3歳新馬(芝1600m)は、四位洋文騎手騎乗の1番人気ニシノカエデマル(牡3、栗東・松田正弘厩舎)が、中団追走から直線では外に持ち出すと、内から伸びた11番人気エースデヨバンに1.3/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分38秒0(良)。さらに3/4馬身差の3着には好位追走の6番人気ウィングドフォースが入った。
勝ったニシノカエデマルは、父が新種牡馬パントレセレブル、母が91年阪神3歳牝馬S、92年桜花賞、スプリンターズS(全てG1)を制したニシノフラワー(その父Majestic Light)という血統。半兄に99年若駒S(OP)を制したニシノセイリュウ(父ブライアンズタイム)、JRA4勝を挙げたニシノシシオウ(父ラムタラ)がいる。JRA現3歳世代のパントレセレブル産駒は、エレスサール(牡3、栗東・池江泰郎厩舎)に続き2頭目の勝ち上がり。