連覇目指すルルーシュがひと足早く東京競馬場へ入厩/AR共和国杯

2013年10月31日 12:00

美浦坂路を力強く駆け上がるルルーシュ(右)

 連覇を目指す“真打ち”の登場だ。まさかの15着に終わった札幌記念からの反撃を誓って、ルルーシュが雨上がりの美浦坂路で態勢を整えた。2馬身先行するベビーネイル(6歳1600万下)を目標にスムーズに折り合い、余力十分に並びかけてフィニッシュ。500キロを超す雄大な馬格から繰り出されるフットワークは力強い。

 4F51秒5-38秒1-13秒4をマークし順調ぶりをアピール。タイム自体は強調できるものではないが、藤沢和師は「(明け方まで雨が降って)馬場が悪かったから時計は問題がないし、この馬にとってむしろいい負荷がかけられたよね」とうなずく。登録していた先週の天皇賞・秋をコディーノとレッドスパーダに託し、万全を期して1週間待機した。だからこそ、この一戦にかける思いは強い。

 前走の大敗を受け、中間は慎重に調整を続けてきた。「コンスタントに乗り込んできたし、元気が出ていい感じになったよ」。あとはライバルよりもひと足早い31日に東京競馬場へ入厩し、ファンファーレを待つだけだ。

「大きい馬だから広々とした府中はいい。ハンデ(57.5キロ)は見込まれたけど、頑張ってほしいね」。東京の芝では6戦4勝、2着2回とパーフェクト連対。最大目標とするジャパンC(11月24日・東京、芝2400m)へ向けて、これ以上ない舞台で仕切り直す構えだ。

提供:デイリースポーツ

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