12日、浦和競馬場で行われたニューイヤーC(3歳・ダート1600m、1着賞金1000万円)は、内田博幸騎手騎乗の2番人気ナイトスクール(牡3、船橋・坂本昇厩舎)が、道中3番手追走から4角で早め先頭に立つと、直線では後続を突き放して圧勝した。勝ちタイムは1分42秒6(良)。7馬身差の2着には好位追走から3角で進出した4番人気ジルハーが、さらにクビ差の3着には後方待機から直線追い込んだ6番人気モエレマジックオーが入った。1番人気ダイヤサンディは4着に敗れた。
勝ったナイトスクールは、父Machiavellian、母Good Enough(その父Mukaddamah)という血統で、伯父にはモールクームS(英G3)を制したクラシックルーラー Classic Ruler(父Dominion)が、近親にはアスコットゴールドC(英G1)、メルボルンC(豪G1)ともに3着のジャルディンルックアウト Jardines Lookout(父Fourstars Allstar)がいる。9月24日のデビュー戦(船橋・ダート1000m)を3馬身差で圧勝。2戦目で3着、3戦目のナドアルシバ競馬場Cでは7着に敗退し、前走も2着に惜敗していたが、今回で2勝目を挙げると共に重賞初制覇を飾った。通算成績5戦2勝。
また、ダーレージャパンレーシング(高橋力代表)所有馬としては、平和賞を制したシーチャリオット(牡3、船橋・川島正行厩舎)に続き、2頭目の重賞ウイナーとなった。