14日、笠松競馬場で行われた白銀争覇(4歳上、ダート1400m、1着賞金260万円)は、岡部誠騎手騎乗の5番人気マーブルシーク(牡9、愛知・荒巻透厩舎)が、先に抜け出した2番人気パープルモンクを1.1/2馬身差し切り快勝した。勝ちタイムは1分28秒6(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には7番人気アパティアが入り、1番人気ミノオーカンは4着、3番人気フジノテンビーは最下位の7着に敗れた。
勝ったマーブルシークは、父コマンダーインチーフ、母シマガミモンロー(その父マルゼンスキー)という血統。半兄にJRA・4勝のマーブルゼファー(父スキャン)、従弟に昨年のCBC賞(G2)2着のゴールデンロドリゴ(牡8、栗東・飯田雄三厩舎、父ロドリゴデトリアーノ)がいる。JRA所属時には、99年京都4歳特別(G3)3着、神戸新聞杯(G2)5着などの実績があり、03年に岩手競馬に移籍後は4勝を挙げ、現在の愛知・荒巻透厩舎に再移籍。移籍3戦目での初勝利が重賞初制覇となった。通算成績64戦9勝(JRA・44戦4勝)。