17日、福島競馬場で福島記念(3歳上・GIII・芝2000m)が行われ、道中は中団に構え、4コーナーで前を射程圏に捉えた川須栄彦騎手騎乗の3番人気ダイワファルコン(牡6、美浦・上原博之厩舎)が、直線入って先に先頭に立った2番人気マイネルラクリマ(牡5、美浦・上原博之厩舎)をゴール前で交わし、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイム1分57秒3(良)は福島芝2000mのレコードタイム。
クビ差の3着は1番人気ディサイファ(牡4、美浦・小島太厩舎)と7番人気ラブイズブーシェ(牡4、栗東・村山明厩舎)の際どい争いとなったが、ラブイズブーシェに軍配が上がった。ハナ差でディサイファが4着。
勝ったダイワファルコンは、父ジャングルポケット、母ダイワルージュ、その父サンデーサイレンスという血統。昨年の同レースの覇者で、以降は中山記念2着、ダービー卿CT3着という好走はあったものの勝ち星がなかったが、ここで見事コースレコードでの連覇を決めた。
【勝ち馬プロフィール】
◆ダイワファルコン(牡6)
騎手:川須栄彦
厩舎:美浦・上原博之
父:ジャングルポケット
母:ダイワルージュ
母父:サンデーサイレンス
馬主:大城敬三
生産者:社台ファーム
通算成績:33戦8勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2012年福島記念(GIII)