良血馬
ダノンバトゥーラ(牡、父キングカメハメハ、栗東・角居)が、期待通りセンスあふれる走りで1番人気の支持に応えた。序盤は中団の外めを追走。向正面で一気に押し上げ先頭に立つと、直線も鞍上の激しいアクションにしっかり反応して、後続の追い上げを1馬身1/4差振り切った。勝ちタイムは1分53秒9。2着は最内から鋭く伸びた4番人気の
レッドロンメル、さらに半馬身差の3着には6番人気の
エクストラゴールドが入った。なお、
ヒシエギーユは発走直前に故障を発症し、無念の競走除外となった。
バルザローナは「外を回されるのが嫌だったので早めに前へ。将来が期待できるよ」と素質に太鼓判。角居師は「母もダート重賞(05年全日本2歳優駿など3勝)で頑張っていたし、ダートで500万下を卒業させたい」と無事なら年内にもう1戦させる方針だ。
提供:デイリースポーツ