栗東坂路で好時計を連発していた米国産馬のセセリ(牡、父カーリン、栗東・森)が1番人気に応えてデビューV。スタートでつまずきかけたが、何とかこらえてハナへ。終始マイペースで運び、直線も脚色が衰えるなく悠々と逃げ切った。タイムは2分3秒4。好位で運んだ4番人気のロードフェンネルが、しぶとく脚を伸ばして1馬身1/4差の2着。さらに3馬身半差の3着には、勝ち馬と人気を分けた2番人気のキングストーンが入った。
「思ったよりもゲートが速かったし、前々でということでした。1角で物見をしていたが、その後はスムーズ。最後も後ろの馬を見ながらだったので目いっぱいに追ったわけではないですよ」と川田。次走はラジオNIKKEI杯2歳S(12月21日・阪神、芝2000m)か、ホープフルS(12月22日・中山、芝2000m)になる見込みだ。
提供:デイリースポーツ