29日、京都競馬場で行われたこぶし賞(3歳500万・芝1600m)は、安藤勝己騎手騎乗の1番人気オリエントチャーム(牝3、栗東・池江泰郎厩舎)が、最後方待機から直線は外に持ち出すと、馬群から抜け出した9番人気ビッグファントムに3.1/2馬身差を付けて圧勝した。勝ちタイムは1分34秒8(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には2番人気タガノデンジャラスが入った。
勝ったオリエントチャームは、父サンデーサイレンス、母ニキーヤ(その父Nureyev)という血統。全兄に02年ジャパンダートダービー、ダービーGP、東京大賞典(いずれも交流G1)、03年フェブラリーS(G1)を制したゴールドアリュール(牡6)、全姉に現3勝ラバヤデール(牝5、栗東・池江泰郎厩舎)、半姉に現2勝バレエブラン(牝4、栗東・池江泰郎厩舎、父ダンスインザダーク)がいる。昨年12月のデビュー戦(阪神・芝1200m)を快勝し、前走の紅梅S(OP)では3番人気で2着に入っていた。通算成績3戦2勝。