30日、東京競馬場で行われたセントポーリア賞(3歳500万・芝1800m)は、吉田豊騎手騎乗の5番人気エイシンサリヴァン(牡3、美浦・大久保洋吉厩舎)が、後方2番手追走から直線大外に持ち出すと、中団から伸びた3番人気アクレイムに1.1/2馬身差を付けて快勝した。勝ちタイムは1分50秒5(良)。さらにハナ差の3着には最内を付いた2番人気オールインサンデーが入り、1番人気ニューヨークカフェは、中団の内目を追走するも直線抜け出すのに手間取り8着に敗れた。
勝ったエイシンサリヴァンは、父El Prado(その父Sadler's Wells)、母Swimmingly(その父Nashwan)という血統の米国産馬。3代母は85年英1000ギニー(芝8f)、英オークス(芝12f)、英セントレジャー(芝14f127y)と英G1を3勝した女傑オーソーシャープ Oh So Sharp(父Kris)。昨年10月のデビュー戦(中山・芝1600m)を快勝後は、いちょうS(OP)4着、京王杯2歳S(G2)8着、朝日杯フューチュリティS(G1)14着。前走の寒竹賞(500万)ではメンバー最速の上がりを繰り出すも6着に敗れていた。通算成績6戦2勝。