アルキメデスが中団から差し切り、4連勝で重賞初制覇
7日、阪神競馬場で朝日チャレンジカップ(3歳上・GIII・芝1800m)が行われ、道中は中団に構えたM.バルザローナ騎手騎乗の1番人気アルキメデス(牡4、栗東・藤原英昭厩舎)が、直線で脚を伸ばして前を捕らえ、さらに外から追い込んできた9番人気カワキタフウジン(牡8、栗東・中村均厩舎)を1馬身退けて優勝した。勝ちタイムは1分46秒5(良)。
カワキタフウジンからハナ差の3着には、カワキタフウジンと並んで後方から脚を伸ばすも、わずかに及ばなかった6番人気ハナズゴール(牝4、美浦・加藤和宏厩舎)が入った。なお、3番人気タマモベストプレイ(牡3、栗東・南井克巳厩舎)は6着、2番人気ラウンドワールド(牡3、栗東・松田博資厩舎)は10着に終わった。
勝ったアルキメデスは、父アドマイヤムーン、母アーキオロジー、その父Seeking the Goldという血統。11ヶ月ぶりの復帰となった5月のテレ玉杯(1000万特別)から無傷の4連勝で初めての重賞制覇を果たした。また、鞍上のミカエル・バルザローナ騎手にとっても、これがJRAの重賞初勝利となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆アルキメデス(牡4)
騎手:M.バルザローナ
厩舎:栗東・藤原英昭
父:アドマイヤムーン
母:アーキオロジー
母父:Seeking the Gold
馬主:H.H.シェイク・モハメド
生産者:ダーレー・ジャパン・ファーム
通算成績:12戦6勝(重賞1勝)