9日、川崎競馬場で行われたエンプレス杯(交流G2・ダート2100m、1着賞金4000万円)は、内田博幸騎手騎乗の7番人気プルザトリガー(牝6、船橋・山浦武厩舎)が好スタートから先頭に立つと、追い込んだ3番人気グラッブユアハートの追撃を1/2馬身差退け優勝した。勝ちタイムは2分15秒2(良)。さらにハナ差の3着には好位追走の圧倒的1番人気(単勝130円)レマーズガールが入った。2番人気オルレアンは5着に敗れた。
勝ったプルザトリガーは父カコイーシーズ、母カバリセプター(その父グランディ)という血統で、全姉にJRA1勝のゴールドセプターがいる。大井の重賞を連勝して臨んだ前々走のクイーン賞(交流G3)は4着、前走TCK女王盃(交流G3)では10着に敗れており、交流重賞では苦戦していた。通算成績は40戦13勝(うち重賞3勝、JRA1戦0勝)。鞍上の内田博幸騎手、管理する山浦武調教師ともに03年ジーナフォンテンで制して以来2度目の勝利となった。