鋭い反応で好調ぶりを伝えた。モーリスは栗東坂路で4F77秒6と脚ならしをした後、CWで単走追い。降雨で重くなったチップを蹴り上げ、6F85秒0-38秒2-11秒3をマーク。ラストは一杯に追われ、切れのある動きを披露した。「馬場が悪いと思ったけど、ノメることもなくうまく走れていた。しまい重点でしっかりと動けている」と村井助手は満足げな表情を見せた。
ここまでは1400mにこだわり続けて3戦2勝。今回、初のマイル戦に挑む。「2走前は出遅れたけど、(上がり3F)33秒1の脚で伸びた。どんな競馬でもできる。マイルでもうまく折り合いをつけられれば」。陣営の期待馬が年始の3歳重賞でV発進を決める。
タガノグランパは栗東CWでタガノエンブレム(4歳1000万下)と併走追いを行い、迫力満点の動きを披露。直線ではスパッと切れ、6F83秒9-37秒8-11秒6をマークした。松田博師は「併せるのは直線だけになったが、動いているな。この中間も順調」と状態には満足げだった。
提供:デイリースポーツ