血統馬が力を見せつけた。中団を追走した2番人気の
エイシンハドソン(牡、父マンハッタンカフェ、栗東・沖)が力強く脚を伸ばし、1分56秒1のタイムで快勝。3番手から抜け出した4番人気
エンジェルラダー(2着)を直線半ばでかわし、あっという間に2馬身半の差をつけた。全兄は12年名古屋グランプリ制覇などダートの重賞戦線で活躍する
エーシンモアオバーで、今後の飛躍が期待される。さらに1馬身1/4差の3着は8番人気の
リスペクトリス。1番人気の
キネオレジェンドは後方追走から外へ持ち出したが、前との差を詰め切れずに4着に終わった。
「せかさずじっくり構えた。エンジンがかかればと思っていたから」と和田。沖師は「体つきは芝のステイヤータイプだけど、もう少しダート路線を歩ませようかと思う」と話していた。
提供:デイリースポーツ