19日、京都競馬場で行われた5R・3歳新馬(芝2000m)は、幸英明騎手騎乗の7番人気シルクトラベラー(牡3、栗東・大久保正陽厩舎)が、好位追走から先頭に立つと、中団から追走した2番人気ロングユニバーサルを2.1/2馬身離し快勝。勝ちタイムは2分08秒0(重)。さらに3着には逃げた5番人気キタサンメッセージが入った。
勝ったシルクトラベラーは、父は新種牡馬シルクジャスティス、母フレンチパッサー(その父イルドブルボン)という血統。シルクジャスティス産駒は、この勝利がJRA初勝利となった。
京都6R・3歳500万下(ダート1800m)は、四位洋文騎手騎乗の1番人気サンダーペガサス(牡3、栗東・森秀行厩舎)が、中団から抜け出した6番人気ヤマトスプリンターとの競り合いをクビ差凌いで優勝。勝ちタイムは1分54秒1(不良)。さらに1.3/4馬身差の3着には3番人気サンレイスキャンが入った。
勝ったサンダーペガサスは、父Fusaichi Pegasus、母Line of Thunder(その父Storm Bird)という血統。半兄が種牡馬のサンダーガルチ(父Gulch、ケンタッキーダービー、ベルモントS-共に米G1)、バトルライン(父オジジアン、プロキオンS-G3)などがおり、従兄弟に、12日のゆりかもめ賞(500万)を快勝したアスカロン(牡3、美浦・鈴木康弘厩舎、父ブライアンズタイム)がいる。通算成績3戦2勝。
京都4R・3歳未勝利(芝1600m)は、四位洋文騎手騎乗の1番人気トロピカルシャドウ(牡3、栗東・武宏平厩舎)が4馬身差の圧勝。勝ちタイムは1分37秒8(重)。父フジキセキ、母タークスタンド(その父Turkoman)という血統で、近親にはミスアレッジド Miss Alleged(父Alleged、BCターフ-米G1)がいる。通算成績2戦1勝。