最悪の馬場コンディションをものともせず、芦毛のクロフネ産駒が押し切った。好位を追走した10番人気トーアコナユキ(牝、美浦・畠山吉)が4角で先頭に立つと、先行した2番人気のタカラフローリック(2着)を競り落として1馬身3/4差をつけゴール。代替開催となったメイクデビューを制した。勝ちタイムは1分39秒8。さらに1馬身1/4差の3着は11番人気シュンドルボンが入った。なお、1番人気エクセレントミノルは直線で前をつかまえる構えを見せたが、残り1Fで失速し7着に敗れた。嘉藤は「物見をする馬が多い中、そんなところを見せずに走れました。除外で余計に追えたのもプラスでしたね。クラスが上がっても楽しみ」と会心の笑顔を見せていた。
提供:デイリースポーツ