休み明けの京成杯(4着)を使った効果は歴然としている。
ピオネロが栗東CWで機敏なアクションを披露。6F81秒6-37秒6-11秒8の好タイムで、4歳500万下
ゴッドフロアーとは併入、
ディープサウスには3馬身半先着した。
前走の最終追いは栗東坂路で1Fが13秒2を要して「もうちょっと上がりが速いと良かったけど」と、松永幹師は少し表情を曇らせたもの。だが今回は晴れやかな顔つきで「動きが良かった。元気がいいし、上積みがありそう」とうなずいた。
リスポリも好感触を伝える。「先週は少し息がすっきりしない感じだったが、良くなっていた」。1週前の追い切りにも騎乗し、舌を縛ることを提案。その効果は十分にある。「
リラックスして走らせられれば。できればいい位置で運びたい」と重賞奪取に挑む。
マイネルフロストは美浦Wで
ドナリサ(6歳1000万下)を追走。直線で外からかわすと、一気に突き放した。5F66秒9-36秒8-12秒3に高木師は「先週しっかり追ったから、直線での反応を確かめる調教を。Wでは動く方ではないけど、今回は動いている」と満足そう。「この馬にしては落ち着きもある。ゲートまでメンコを着ける予定」と、万全の対策を敷いて臨む構えだ。
提供:デイリースポーツ