新女王誕生の予感、ワイルドフラッパーが大差で圧勝/エンプレス杯・川崎

2014年03月05日 16:36

1番人気に応えたワイルドフラッパー(撮影:高橋正和)

 5日、川崎競馬場で第60回エンプレス杯(GII・4歳上・ダ2100m・1着賞金3500万円)が行われ、2番手でレースを進め、2周目3コーナーで先頭に立ったC.デムーロ騎手騎乗の1番人気ワイルドフラッパー(牝5、栗東・松田国英厩舎)が、そのまま直線に入って後続を一方的に突き放し圧勝した。勝ちタイムは2分12秒1(不良)。

 2.2秒の大差がついた2着は、2番人気サンビスタ(牝5、栗東・角居勝彦厩舎)と3番人気アクティビューティ(牝7、栗東・柴田光陽厩舎)の際どい争いとなったが、アクティビューティがわずかに先着。ハナ差でサンビスタが3着となった。なお、さらに3馬身差の4着にはこのレースで引退となる6番人気クラーベセクレタ(牝6、船橋・川島正行厩舎)が入った。

 勝ったワイルドフラッパーは、父Ghostzapper、母スモークンフローリック、その父Smoke Glackenという血統。前走のTCK女王盃ではメーデイアに敗れたものの、その女王が引退し不在となったここで圧倒的な強さを見せ、初めての重賞制覇を果たした。

【勝ち馬プロフィール】
◆ワイルドフラッパー(牝5)
騎手:C.デムーロ
厩舎:栗東・松田国英
父:Ghostzapper
母:スモークンフローリック
母父:Smoke Glacken
馬主:吉田照哉
生産者:社台ファーム
通算成績:15戦6勝(重賞1勝)

【勝利ジョッキー・C.デムーロ騎手のコメント】
 昨年乗った時よりも良くなっていました。(道中は)2番手になり、馬も楽に走っていましたが、砂を被るのを少し嫌がったので外目で走るようにしました。GIでも勝てるくらいの素質はあると思いますので、これからも頑張って欲しいと思います。本日は応援ありがとうございました。

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