13日、中山4R(3歳未勝利)でフレンチクルーラー(牡3、美浦・杉浦宏昭)が優勝。騎乗した大野拓弥騎手(18、美浦・杉浦宏昭厩舎)は、自厩舎の馬でJRA初勝利を挙げた。
大野拓弥騎手は、05年度の新規騎手として5日にデビュー。初騎乗となった5日の中京1R(3歳未勝利)でいきなり落馬のアクシデントに見舞われたが、通算8戦目でJRA初勝利となった。今年の新規騎手では3人目、競馬学校の卒業生では昨日の小島太一騎手に次いで2人目のJRA初勝利となった。
勝ったフレンチクルーラーは、父フレンチデピュティ、母アグネスショコラ(その父サンデーサイレンス)という血統。祖母が94年ムーランドロンシャン賞(仏G1)などを制したスキーパラダイス(父Lyphard)で、叔母にエアトゥーレ(父トニービン、阪神牝馬S-G2)、近親にはスキーキャプテン(父Storm Bird、きさらぎ賞-G3)がいる。通算6戦1勝。