3日、園田競馬場で第46回菊水賞(3歳・ダ1700m・1着賞金350万円)が行われ、先手を取った下原理騎手騎乗の3番人気ニホンカイセーラ(牡3、兵庫・保利良次厩舎)が、そのまま直線に入って後続を突き放し、最終的に2着の1番人気クリノエビスジン(牡3、兵庫・橋本忠明厩舎)に6馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分52秒1(良)。
さらに10馬身差の3着に5番人気ダンシングシャドウ(牡3、兵庫・小村正也厩舎)が入った。なお、2番人気エナエビス(牡3、兵庫・田中範雄厩舎)は2コーナーで故障を発生し、競走を中止した。
勝ったニホンカイセーラは、父プリサイスエンド、母ベネザプレ、その父ハンセルという血統。兵庫3冠レースの第1弾となるここで初めての重賞制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆ニホンカイセーラ(牡3)
騎手:下原理
厩舎:兵庫・保利良次
父:プリサイスエンド
母:ベネザプレ
母父:ハンセル
馬主:藤井陸治
生産者:ミルファーム
通算成績:15戦2勝(重賞1勝)