8日の京都8R・京都ジャンプS・JG3は6番人気の
ローディアマントが直線で抜け出し、初の重賞タイトルを手にした。鞍上の伴もデビュー13年目でうれしい重賞初勝利となった。
道中は大逃げを打った
マテンロウジョイの2番手。徐々に差を詰め、手応え抜群で直線へ。先頭に立った後はグングンと後続を離し、1番人気
ディナースタの強襲を3/4馬身差で退けた。
重賞初挑戦だった前走の新潟ジャンプSは4着。勝利への意識をより強めて臨んだ一戦だった。「折り合いがつき、
スピードの持続力がある馬です」。相棒をたたえた伴は目を赤くし、場内は温かい歓声に包まれた。大きな勝利をつかんだ人馬が、今後のハードル界を熱くする。(松ケ下 純平)
ローディアマント 父
サトノダイヤモンド、母ブロッサムレーン(父
ニューアプローチ)。美浦・尾関知人厩舎所属のセン5歳。北海道日高町・クラウン日高牧場の生産。通算成績15戦2勝(うち平地6戦0勝)。総獲得賞金は6590万円(うち平地195万円)。重賞初勝利。馬主は(有)シルクレーシング。