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ハープスターに騎乗予定の川田将雅騎手
――チューリップ賞を振り返ってください。
「いままでで一番調子もよく走ることができたので、何の不安もなく乗れました。道中のリズムがよくなったというのがいちばんです。4コーナーの雰囲気もよかったですし、とにかくダメージを残さないようにじわっと考えて乗りました」
――桜花賞に向けては?
「何よりも気持ちよく走れれば、無事に終えられれば」
――雨予報ですが。
「(
ハープスターにとって)経験のないことですし、(実際に)どのくらい雨が降るかわからない。そこはどうかわかりません」
――ラ
イバル関係は?
「何よりもこの娘(こ)が無事にスムーズに走ってくれさえすれば、それでいいと思います」
――阪神JFについては?
「あのレースに関しては取り返すことができないので、非常に申し訳なく思っています。ただ、今回に関しては何よりもこの娘がリズムよく走って無事に競馬を終えれば(と思っています)」
――どんな性格の馬ですか?
「2歳のころは非常におとなしかったのですが、最近はわがままな面をみせてくるようになりました。でも、だいぶ体が動けてるようになってきているからかな、と思っています。そして、(わがままも)
パニックになってやっているわけではないので、この娘にとってはそれがいい状態なのかなと思います」
――ファンの方へのメッセージをお願いします
「本当に多くの方の期待を背負いながら走るレースでありますし、この娘がどれくらい走るのが楽しみにしていただきたいと思います。僕自身もどのくらいの走りができるのか、非常に楽しみにしています。一番いい結果が出て無事にこのレースを終えられるように、それだけを願っています」
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ベルカントに騎乗予定の武豊騎手
――前走を振り返ってください。
「気性的に難しいところがありますが、前走に関してはいいレースができたのですごくよかったです」
――桜花賞については?
「条件的にはベストとは言いづらいですが、桜花賞ですからね」
――雨予報ですが?
「うーん、ナントも言えないですけど。馬場に関しては
パワーのある馬なのでこなしてくれると思うのですが。距離は1600は長いですね」
――枠順や展開の希望はありますか?
「何とも言えないですけど。なぜか1番によく当たる馬です。前回初めて前に馬をみるかたちで(競馬が)できたのはよかったです。ただ、今回も同じようなレースができるかは、レースになってみないとわからないです」
――相手関係は?
「一頭すごく強そうなのがいますから。うーん、そうですね。他の馬のことは考えずに自分の馬のレースができればいいなと思います。条件は少し厳しいですけど、競馬ですからね。何があるかわからない。思い切って乗りたいですね」
――最後にひとこと。
「力のある馬なので、いいレースをして、いい結果を出したいと思います」
(取材・写真:花岡貴子)