23日、19日のフラワーC(G3)で2着に好走したスルーレート(牝3、美浦・大久保洋吉厩舎)が、レース中に右前トウ骨の遠位端を骨折していたことが判明した。今週中に骨片の摘出手術を行い、全治には約6ヶ月かかる見込み。
スルーレートは、父フレンチデピュティ、母スルーオール(その父Seattle Slew)という血統。昨年11月のデビュー2戦目(東京・ダート1600m)で初勝利を挙げると、その後もダート路線に専念。初の芝レースとなったフラワーC(G3)では、スタート直後から先手を奪うと1番人気シーザリオの2着に好走。賞金面で桜花賞(G1)への出走を可能にしていた。通算7戦2勝。