23日、大井競馬場で行われた京浜盃(3歳、ダート1700m・1着賞金2500万円)は、内田博幸騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝120円)シーチャリオット(牡3、船橋・川島正行厩舎)が、中団から徐々に進出し、逃げた2番人気トウケイファイヤーを5馬身突き放し圧勝。勝ちタイムは1分46秒0(不良)。さらに3着には3番人気メイプルエイトが入った。
勝ったシーチャリオットは父Seeking the Gold、母Neptune's Bride(その父Bering)という血統で、ドバイのモハメド殿下によるダーレージャパンレーシング(高橋力代表)所有の米国産馬。04年9月のデビュー戦(船橋・ダート1000m)では2着に7馬身差をつけて圧勝し、続く平和賞も4馬身差の快勝で重賞初制覇。全日本2歳優駿(交流G1、川崎・ダート1600m)ではプライドキムから4馬身差の2着に完敗していたが、前走雲取賞(大井・ダート1600m)を完勝していた。通算成績5戦4勝。
鞍上の内田博幸騎手、管理する川島正行調教師ともに同レース初制覇。このコンビは、現地時間26日、地方所属馬としては初の海外レースとなる、ドバイワールドC(首G1・ダート2000m)にアジュディミツオーで出走する。