断然人気のベルキャニオンがキネオペガサスとの叩き合いを制し、ダービーへの優先出走権を手にした(撮影:下野雄規)
10日、東京競馬場でプリンシパルS(3歳・OP・芝2000m)が行われ、道中は中団につけた戸崎圭太騎手騎乗の1番人気
ベルキャニオン(牡3、美浦・堀宣行厩舎)が、直線で脚を伸ばして、3番手から一旦は先頭に出た2番人気
キネオペガサス(牡3、美浦・牧光二厩舎)を捕らえ、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分1秒0(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に6番人気
メイクアップ(牡3、栗東・谷潔厩舎)が入った。なお、3番人気
ワードイズボンド(牡3、栗東・崎山博樹厩舎)は8着に終わった。
勝った
ベルキャニオンは、父ディープインパクト、母クロウキャニオン、その父フレンチデピュティという血統。前走の皐月賞では13番人気ながら0.5秒差の7着と健闘。断然人気に支持されたここをキッチリと制して、日本ダービーの優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ベルキャニオン(牡3)
騎手:戸崎圭太
厩舎:美浦・堀宣行
父:ディープインパクト
母:クロウキャニオン
母父:フレンチデピュティ
馬主:金子真人ホールディングス
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:7戦2勝