昨年のプロキオンSでは1番人気に支持されたダノンカモン(撮影:井内利彰)
前走さきたま杯は9着だったが、昨年のプロキオンSでは1番人気に支持された
ダノンカモン(栗東・池江泰寿厩舎)。前走後はノーザンFしがらきに放牧に出されており、6月12日に栗東へ帰厩。今朝は1回目のハロー(整地)明けのCコースで、七夕賞の出走を予定している
ラブリーデイとの併せ馬を行った。
2馬身ほど追走する形で向正面の6F標識を過ぎ、その間隔を保ったまま、直線へ。内から並びかけて、楽に交わすかと思いきや、先行した
ラブリーデイの粘りもあって、馬体を併せたままゴール。時計は6F83.2〜5F68.6〜4F54.2〜3F39.7〜1F12.4秒と決して遅くないが、やや地味な動きに映った。
藤岡範士厩舎の定年解散に伴い、野中賢二厩舎へ転厩した
スリーボストン。今回はその緒戦で、この中間は坂路での追い切りを中心に本数を重ねた。1週前追い切りにはCコースでの併せ馬を選択。
トウカイビジョンを追走する形で、直線で追いついたと思ったら、その時点では脚がなく、最後は突き放されてしまった。6F85.4〜5F70.3〜4F55.4〜3F40.7〜1F13.7秒と時計はかなり遅い。前厩舎では、Cコースでの追い切り回数が少ないだけに、判断の難しいところだが、現時点では、あまり高い評価はできない。(取材・写真:井内利彰)