ラリングクライ橋本助手「いい状態でレースへ向かえる」/ラジオNIKKEI賞

2014年07月04日 18:00

美浦Wで軽快な動きを見せたラリングクライ

 2連勝中の勢いに乗り、ハーツクライ産駒の大物ラリングクライが初めて重賞へチャレンジする。

 最終デモは美浦Wで単走。軽快な動きで、4F53秒6-37秒9-12秒6をマークした。「きょうはサラッとやった。思ったより時計が速くなったが、動きは良く、いい状態でレースへ向かえる」と橋本助手は目を細める。

 デビュー前は折り合い面に課題を残していたが、レースを使うごとに学習能力を発揮。「勝った2戦は折り合いもスムーズだった」と成長ぶりをはっきり感じ取る。ここまで全て違う競馬場で3戦2勝と好走してきたことも、精神面での成長を物語っている。初めての福島コースに関しても「輸送は問題なく、(福島と似たコース形態の)中山1800mで未勝利を勝った内容から問題はない」と不安の色はない。

 堀厩舎にとっても相性のいいレースだ。過去10年で6頭が出走したが、07年ロックドゥカンブ、12年ファイナルフォームで2勝。10年クォークスターが2着、09年ストロングリターンが3着。「過去に好走した先輩たちと比べても、遜色のない能力を持っている」と高い評価を与える。一気に相手は強化されるが、素質の良さでは一歩も引けを取っていない。実りの秋へ、まずはタイトルゲットといく。

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