24日、京都競馬場で行われた橘S(3歳OP・芝1200m)は、生野賢一騎手騎乗の5番人気シルクトゥルーパー(牡3、栗東・大久保正陽厩舎)が、直線大外に持ち出すと、先に抜け出した7番人気テイエムチュラサンを1.1/4馬身差し切った。勝ちタイムは1分08秒1(良)。さらにクビ差の3着には10番人気カズサラインが入った。
勝ったシルクトゥルーパーは、父アドマイヤベガ、母シーヴィーナス(その父Dayjur)という血統。半姉に現6勝のシルキーラグーン(牝5、美浦・池上昌弘厩舎、父ブライアンズタイム)、牝系は94年の3冠馬ナリタブライアン(父ブライアンズタイム)などと同じ出身になる。昨年10月のデビュー戦(阪神・芝1600m)快勝後は、中距離路線で勝ち切れない競馬が続いていたが、前走の500万(阪神・芝1400m)から短距離路線に転向してから2連勝となった。通算成績7戦3勝。