余裕を持って抜け出し、サクラバクシンオー産駒の
ニシノラッシュ(牡、美浦・田村)が1分9秒8のタイムで1番人気に応えた。6番人気
タケショウビクター(2着)が先手を主張すると、スッと2番手を確保してスムーズな走りで直線まで到達。軽く促されると逃げ馬を楽にかわし、4馬身差をつけた。さらに3/4馬身差の3着は2番人気のトリ
アンドロス。13番人気
スーパーフレアとの接戦を首差で制した。
田辺は「直線で並んでからの脚は良かった。前の馬を気にしてコーナーで外へ逃げ気味だったが、使って行けば良くなるでしょう」と完勝に胸をなで下ろした。田村師は「次のことはじっくり考えます」と笑顔で語った。