ディープインパクト産駒の評判馬がセンスあふれる走りで期待に応えた。1番人気のメイショウメイゲツ(牝、美浦・小島太)が1分22秒8のタイムでデビューV。道中は好位のインをリズム良く追走し、手応え十分に直線へ。鞍上・蛯名のゴーサインに反応良くギアを上げると、ワンテンポ先に抜け出した3番人気のテイクウォーニング(2着)を差し切り、1馬身差をつけてゴールした。さらに1馬身半差の3着には4番人気のサクラライトニングが入った。

　蛯名は「勝たなければいけないレース。内回りなので前めで運んだ。2着馬を意識的に先へ行かせて差す形。新馬戦としては合格点だね。距離はもっとあった方がいい」とうなずいた。