秋華賞に向け無様な競馬はできないヌーヴォレコルト(写真は2014年オークス優勝時、撮影:遠沢 好子)
秋華賞
トライアル・ローズS。今年もオークス馬
ヌーヴォレコルトや2歳女王
レッドリヴェール、
ブエナビスタの半妹
サングレアルなど、本番でも有力視されるだろうメンバーが揃った。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■9/21(日) ローズS(3歳・牝・GII・阪神芝1800m)
ヌーヴォレコルト(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)は桜花賞で僅差の3着に入り、距離が延びたオークスで
ハープスターを下して女王の座に輝いた。今の阪神は差しが利く馬場状態だし、本番の秋華賞に向けて無様な競馬はできないところだろう。
レッドリヴェール(牝3、栗東・須貝尚介厩舎)は阪神ジュベナイルFの勝ち馬で、桜花賞では
ハープスターの鬼脚に屈したものの2着に入り、世代トップクラスの実力を見せつけた。果敢に挑戦した日本ダービーでは12着と惨敗したが、大幅な馬体重減や外枠も影響しているだろう。牝馬同士で距離も守備範囲の今回は勝ち負け必至。
サングレアル(牝3、栗東・松田博資厩舎)は
ブエナビスタの半妹で、春はオークス
トライアルのフ
ローラSを優勝。手先が軽く確かな末脚を使えるタイプで、今の野芝オンリーの阪神コースは絶好の舞台。ここはGI勝ち馬が出走しているが、それらを負かしてもおかしくはない。
その他、フ
ローラS2着・オークス5着の
ブランネージュ(牝3、栗東・藤岡健一厩舎)、素質高いディープインパクト産駒の
プリモンディアル(牝3、栗東・藤原英昭厩舎)、前走は直線の不利もあって伸び切れなかったが、前々走の勝ちっぷりを見直したい
リラヴァティ(牝3、栗東・石坂正厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。