アドマイヤビジン梅田智師「太め感はありません」/ローズS

2014年09月19日 18:00

栗東坂路でシャープに伸びたアドマイヤビジン

 グレーの馬体に緩みは見られない。アドマイヤビジンが心地良い登坂を決めた。前半2Fを15秒3-14秒0とゆったり流し、そこから一気にギアをチェンジ。後半2Fは12秒4-12秒3を記録し、4F全体を54秒0でまとめ上げた。この馬の生命線とも言える瞬発力に磨きをかけた形だ。

「いい動きをしてくれました。少し右にもたれる面を見せましたが、それも実戦に行けば修正できる範囲内」と梅田智師はうなずいた。前走のNHKマイルCは10キロの馬体減も響き14着。「今回、成長分はありますが、太め感はありません」と夏場の休養で立て直しに成功した。「1800mの距離も、フワッと出て馬の後ろで…というイメージなら」。3代母のミヤマポピーは88年秋、3歳牝馬限定GIだったエリザベス女王杯をV。秋華賞の権利獲りへ、晩成の血が背中を押すか。

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