高田潤騎手騎乗のメイショウブシドウが最終障害をクリアし逃げ粘るドリームセーリングを捕らえ優勝した
20日、阪神競馬場で阪神ジャンプS(3歳上・JGIII・障害3140m)が行われ、5番手前後でレースを進め、2周目3〜4コーナーで前に取りついた高田潤騎手騎乗の1番人気メイショウブシドウ(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)が、直線の最終障害をクリアして、逃げ粘る6番人気ドリームセーリング(牡7、美浦・田島俊明厩舎)を捕らえ、これに1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分28秒5(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に2番人気オースミムーン(牡5、栗東・小野幸治厩舎)が入った。なお、3番人気レッドキングダム(牡5、栗東・松永幹夫厩舎)はオースミムーンから3馬身差の4着に終わった。また、7番人気スリーマーゴーン(牡4、栗東・中内田充正厩舎)及び13番人気クリノテンペスタ(牡7、美浦・高橋義博厩舎)は競走を中止した。完走は11頭。
勝ったメイショウブシドウは、父ディープインパクト、母スイートストームクリーク、その父Storm Creekという血統。前走の小倉サマージャンプに続く重賞連勝を決めた。また、鞍上の高田潤騎手は昨年のオースミムーンに続く本レース連覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆メイショウブシドウ(牡5)
騎手:高田潤
厩舎:栗東・角居勝彦
父:ディープインパクト
母:スイートストームクリーク
母父:Storm Creek
馬主:松本好雄
生産者:三嶋牧場
通算成績:28戦8勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2014年小倉サマージャンプ(JGIII)