3番手でレースを進めた蛯名正義騎手騎乗のワイルドフラッパーが直線で抜け出し優勝した(撮影:高橋 正和)
2日、大井競馬場で第11回レディスプレリュード(GII・3歳上・牝・ダ1800m・1着賞金3100万円)が行われ、3番手でレースを進めた蛯名正義騎手騎乗の1番人気ワイルドフラッパー(牝5、栗東・松田国英厩舎)が、直線で前を捕らえて抜け出し、最内を突いて脚を伸ばした2番人気サンビスタ(牝5、栗東・角居勝彦厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分51秒5(良)。
さらにクビ差の3着に4番人気カチューシャ(牝5、栗東・角田晃一厩舎)が入った。なお、3番人気サウンドガガ(牝5、栗東・佐藤正雄厩舎)は8着に終わった。
勝ったワイルドフラッパーは、父Ghostzapper、母スモークンフローリック、その父Smoke Glackenという血統。前走のブリーダーズゴールドCでは4コーナーでサンビスタに内をすくわれ敗れたが、ここでその借りを返し、11月3日に盛岡競馬場で行われるJBCレディスクラシックの優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆ワイルドフラッパー(牝5)
騎手:蛯名正義
厩舎:栗東・松田国英
父:Ghostzapper
母:スモークンフローリック
母父:Smoke Glacken
馬主:吉田照哉
生産者:社台ファーム
通算成績:19戦8勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2014年エンプレス杯(GII)
【勝利ジョッキー・蛯名正義騎手のコメント】
(昨日の東京盃に続き)今日も断然人気だったので勝てて良かったです。以前に乗った時は楽勝だったのですが、今日は一瞬手応えが悪くなるところがありました。追い出してからは頑張ってくれましたから、遊んでいたのかな。前哨戦はクリアできたので、本番(JBCレディスクラシック)も楽しみです。