(13)パシフィックギャル=初の関西圏への輸送にも動じていない。有賀厩務員は「ストレスを感じていない。未知な部分は多いけど、やるだけのことはやった。今までの中で一番調教を積んできた」と強調した。

　(14)サングレアル=栗東坂路で最終調整を行った。松田博師は「能力はすごいものがあると思うが、やはり体がどうかだね。(前走時の)406キロ以下になると、ちょっとかわいそうだ」と馬体重をポイントに挙げた。

　(15)ハピネスダンサー=栗東坂路を軽めに2本駆け上がった。「見た目に大きな変化はないが、中身が変わった」と高野師は成長を口にする。5分の2の抽選を突破。「スタートセンスを生かして」と一発へ虎視たんたんだ。

　(16)オメガハートロック=16日に京都競馬場入り。この日は1時間の乗り運動を行った。今回はフェアリーS1着以来の実戦。「雰囲気はいいし、力は引けを取らないけど、今回はマイナス面が多い」と斉藤厩務員は慎重だった。

　(17)リラヴァティ=栗東坂路で17秒ラップを刻んだ。石坂師は「順調ですよ。外枠は残念ですが、決まったものは仕方ありませんから。好スタートを切ってほしい」と好発を願っていた。

　(18)セウアズール=栗東坂路でしまいを伸ばして1F14秒1をマーク。松田博師は「順調だね。春に比べると丈夫になっている。今回は枠も枠だし、じっくり乗ればいい」と後方からのレースを想定していた。