7日、札幌競馬場で行われたフレッシュチャレンジ2歳牝馬(ダート1000m、1着賞金200万円)は、斉藤正弘騎手騎乗の2番人気ジュエリーティアラ(牝2、北海道・米川伸也厩舎)が、8番人気アクシスに1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分03秒1(良)。
勝ったジュエリーティアラは、父デザートキング、母ジュエリーバード(その父トニービン)という血統。近親には99年青葉賞(GIII)2着馬マイネルシアター(父オペラハウス)がいる。現2歳世代から日本産となるデザートキング産駒は、2歳世代初勝利となった。
同馬の父デザートキングは、父デインヒル、母Sabaah(その父Nureyev)という血統。97年愛2000ギニー、愛ダービー(共に愛G1)を制するなど、通算成績12戦5勝(G1・3勝)で現役を引退。愛・クールモアスタッドで種牡馬入りし、02年にシャトル種牡馬として来日。現2歳世代はシャトル時代の産駒となる。03年からは浦河・イーストスタッドで種牡馬生活を送っている。産駒には、メルボルンC(豪G1・芝3200m)を連覇し、今年の天皇賞・春(GI)に出走(7着)したマカイビーディーヴァ Makybe Diva(牝6)や、ゴールドC(英G1・芝20f)を制したミスターディノス Mr Dinos(牡6)などがいる。